陶器の特徴
陶器は目が粗く、吸水性があります。その為、飲み物や食べ物の水分を吸収し、匂い移りや色移りが発生します。使い込む毎に味わい深くなり、表情が変化するので陶器の醍醐味かと思いますが、匂い移り・色移りが気になる方は、使い初めに「目止め」をしていただく事をオススメします。
目止めとは?
使い初めに、粗い土の表面にでんぷん質をかぶせ、目を埋める事で水分の染み込みを抑えます。完璧に吸い込みを抑える事は出来ませんが、有効な防止処置です。
陶器のうつわは、お手入れが大変・・・と思われがちですが、使い初めに”目止め”をしていただければ、日常的に行っていただくお手入れは特にありません。ただ、陶器の器は磁器や樹脂性の器に比べて吸水性があるので、使用後はよく乾かしておしまい下さい。割れないよう大切にお使いいただければ、経年変化により味わい深い”特別なうつわ”へと育っていきます。